July 7

祝還暦

去る7月1日でめでたく「還暦」を迎えることができました。とはいえ、特に自分を取り巻く状況は何も変わりませんが、若い頃から“こだわって”やってきたことがようやく実ってきたような感じがいたします。

真っ当な方は「定年」を迎えて、悠々自適な人生を送る年頃でしょうが、馬鹿で奥手な僕は、まだまだこれからなのかもしれません。
そんな「見た目老人、中身高校生」の僕の日常をお知らせしたいと思います。

根は暗い

何だかんだ「前向きを装った投稿」をしていますが、根は暗い僕です。これは親譲りです。生前はこの血のつながりを憎みましたが、今は違います。
短気なところは「父ゆずり」でも、その奥底には「責任感」と「洞察力」そして「優しさ」があることを悟りました。

こだわる性格は「母ゆずり」
でも、その奥底には「反骨心」と「天才的な感性」そして「プライドの高さ」があることを悟りました。

生前は一つも親孝行できなかったけど、残りの人生を“二人からいただいた”才能を活かして、多くの成果を子孫に残せればいいな…。

まさに還暦なのかもしれない

最近「20年ぶりにお仕事をいただいたクライアント様」がいらっしゃいます。僕は昔から大好きなのだけれど、こちらの環境の変化で対応できなくなり、過去にお仕事をお断りしたことがあったのである。今考えると、
「なんと馬鹿なことを…」なのだが、当時の僕はいっぱいいっぱいの仕事を抱えて、冷静な判断ができなかったのである。

しかし、久々にお仕事をいただき、お忙しい社長さんのご指示を仰ぐうちに、30〜40代の自分を思い出したのである。
「そうだ。昔はこんな無理難題は楽々こなしていたじゃないか」である。しかも、A社長の指示は、オーソドックスな正しい、センスの良いデザインなのである。
「あっ、いつの間にか、この感じを忘れていたな…。いけね」そう呟いた。

お祝い

次の日曜日に、子どもたちが「還暦祝い」を開いてくれるというので、その時は素直に喜び、いいジジイを演じようと思っている。市内の「福富写真館」さんで、総勢11人プラス猫一匹の記念写真を撮影して、その後自宅で飲みまくるらしい(多分飲みまくるのは自分だけ)だが、月曜日はクライアント様の大事な展示会の搬入なのでセーブします。全てが完了したら、搬入を手伝ってくれた長男と家で飲みまくります。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です