歌麿道中2022

歌麿道中2022

4年ぶりの開催

台風被害やコロナ禍で中止になり、4年ぶりの開催となった「歌麿道中」みに行って参りました。前回みに行った時は「巴波川水上絵巻」しかみなかったので、今回の「例幣使街道」バージョンは初めてである。撮影に関して言えば、巴波川蔵の方が断然撮りやすいですね。予想以上の人出に驚きました。百聞は一見にしかずです。まあ動画をご覧ください。

花魁道中2022

キャストのみなさんお疲れ様でした

女性キャストさんたち

向かって右から「新造さん」(新造さんとは新入りの遊女さんのことらしい)「芸者」そして「女将」なぜ芸者、女将にはさんが付かないのだろう?素朴な疑問。

男性キャストの皆さん

向かって右から「喜多川歌麿」日焼けしていて健康的な歌麿ですね。浮世絵に出てくる色白の面長な男女から、勝手にそんな感じの見た目なのかなと思い込んでいましたが…。タイムマシンができないかな。次が「蔦屋重三郎」江戸時代のアートディレクター、プロデューサー。そして「善野喜兵衛」栃木町の豪商。全て実在した人物です。

実際にこんなシーンがあったかも

歌麿と女将

栃木町の豪商で歌麿と親交もあった「善野喜兵衛」が依頼したという「雪月花」三部作の肉筆画大作。それは歌麿が栃木町に滞在して描いたとされています。まさにここ嘉右衛門町の旅籠に歌麿が滞在していたのかもしれないですね。実際に旅籠の女将にこんな感じで案内されていたのかもしれませんね。想像はひろがります。

余談ですが、今年は「花魁」と「新造さん」「芸者」「女将」がイメージピッタリで感心しました。選んだ方のセンスがいいと思う。

いろいろうるさい世の中になってしまいましたが、勝手に妄想を膨らまさせてもらうと、皆さんは誰と一緒にお酒を飲みたいですか?僕は間違いなく“芸者”さんです。タイプ度でいうと3番目くらいですが、そういう方と楽しむのが丁度いいのです。この歳になってわかってまいりました。

花魁が似合う街並み

例幣使街道沿いに古い街並みが残るここ「嘉右衛門町」は着物姿がよく似合う。今回はコロナ禍?(一応そう記しておきますが…)のため縮小版となりましたが、来年は「巴波川水上絵巻」も開催していただきたいです。「花魁」ということで女性からの反発もちらほら聞こえてくるこのイベントですが、大事に育てていってほしいものです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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